社員インタビュー
事業開発部O&M推進課
“縁の下の力持ち”として
社会インフラ事業に携わることに
やりがいを感じています。
私は大学で電気システム工学を学んでいました。社会の土台となる仕事に携わることが私の性格に合っていると思い、前澤エンジニアリングサービスへの入社を決めました。
半年間にわたって研修を受けた後、事業開発部O&M推進課に配属となりました。当社は、地方自治体の下水処理場や農業集落排水施設の日々のオペレーションやメンテナンスを受託しており、私は埼玉県にある小規模下水処理施設で維持管理を担っています。
具体的には、機器類の日常点検や水質管理が主な業務です。日々変化する流入水の性質や量を細かく調べて最適な処理を行い、定められたレベルの水質で放水することによって、安全で安心な水の供給に貢献できることにやりがいを感じています。
仕事での苦労、どう乗り越えたか。
仕事で心掛けていること
緊急事態の発生時には
上司と相談しながら対策を講じて
2週間かけて水質を元に戻しました。
天候や季節の変化などによって流入水の性質が変わり、日常的に行う処理では対応できない事態になることも。以前、微生物が処理をする槽に腐敗した液体が入り、水質が悪化したことがありました。そこで上司と相談しながら、薬品量を調整して微生物への負荷を軽減し、ろ過槽の洗浄回数を増やして水槽内をリフレッシュさせるなど、様々な対策を講じて2週間をかけてこの事態を乗り越えました。
また、日常業務でも細かな対応が求められています。例えば流入量を見極めてゴミを細かくする破砕機の稼働回数を変えたり、放流前の処理水の殺菌具合を確認したり。殺菌し過ぎると川の生物に影響を与えてしまい、また逆に殺菌が弱いと放流された微生物が光合成を行って魚に供給される酸素量が減ってしまうため、適正な処理が重要になってきます。
今後のチャレンジ、今後目指しているキャリア
コミュニケーションスキルを磨いて
お客様との関係性を構築し、
将来は施設をリードしていきたい。
今後は、お客様である自治体への月次報告会で中心的な役割を担えるようになりたいです。機械故障時の修繕提案や緊急事態の状況説明なども自ら行うことで、自分自身のコミュニケーションスキルを向上させると共に、お客様とより良い関係を築けるようになりたいと思います。
キャリアについては、将来的に処理場の所長を目指していきたいです。公共性の高い責任のある仕事のため、下水処理に関する機械についてより詳しくなり、お客様に的確な提案ができるよう日々勉強を重ねています。また、現在の職場では私が一番の若手ですが、部下が配属された際には丁寧で分かりやすい教育を行って、最終的には共に処理場の維持管理を行っていきたいと考えています。
維持管理職
受託している地方自治体の下水処理場や農業集落排水施設の運用代行業務を行っています。業務の内容は主に点検、検査、水質改善や設備改善の施策考案など。ルーティンとして決まっている業務も多いため、プライベートと勤務のメリハリをつけやすいのが特徴です。実際の施設運用が仕事であるため、天候による水質の急激な変化への対応など、責任感のある対応が求められます。
仕事をする上で心がけていることは?
メリハリをつけることです。1日7時間45分働く中で、集中力を持続させることは難しいので、5分とか10分ぐらいの休憩を適宜入れて、頭の中をリフレッシュしてから業務に臨んでいます。また、それぞれ作業を行う前に時間の計画をきっちり立てて、その時間内に終わるように意識をしています。
※O&M推進課の勤務時間は担当施設の稼働時間に準ずるため、他の部署とは勤務時間が一部異なります。
社内で働きやすいと感じるポイントは?
有給休暇を取得しやすい点です。現場の上司と休みが被らなければ、また現場作業する余裕がある時は、比較的休みを取りやすいです。平日の方が空いているので、友達と旅行に行ったりしています。
社内で好きな場所・おすすめの場所は?
自分のデスクは好きな場所ですね。特に癒しのグッズなどは置いていませんが、現場で作業することが多いのでひと息つける大切な場所。できるだけ整理整頓をして、居心地の良い空間になるよう心がけています。